[ニューヨーク 1日 ロイター] 米供給管理協会(ISM)が1日発表した1月の製造業部門景気指数は54.1と、前月の53.1から上昇し、前年6月以来の高水準となった。
エコノミストの予想54.5にはわずかに及ばなかった。
50が景気を見極めるうえでの分岐点となる。
新規受注は57.6と前月の54.8から上昇。一方、雇用は54.3と前月の54.8から低下した。
デシジョン・エコノミクスのマネジング・ディレクター、キャリー・リーヒー氏は「米経済成長率が2%近辺にとどまっていることを踏まえると、製造業部門は堅調に推移していると考えられる」と指摘。
そのうえで「経済全体は勢いを欠き、十分に雇用を創出できていない。しかし全体的に状況が思わしくないなかで、製造業部門は明るい材料の1つとなっている」と述べた。
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