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米P&Gの4─6月期は利益が予想上回る、自社株買い計画

8月3日、米日用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が発表した第4・四半期(4─6月)決算は、売上高が減少したものの、利益は予想を上回った。写真は同社製品。シカゴで1月撮影(2012年 ロイター/John Gress)

[3日 ロイター] 米日用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)PG.Nが3日発表した第4・四半期(4─6月)決算は、売上高が減少したものの、利益は予想を上回った。同社は今年度中に40億ドルの自社株買いを実施する方針も明らかにした。

第4・四半期の利益は36億3000万ドル(1株当たり1.24ドル)。前年同期は25億1000万ドル(同0.84ドル)だった。

特別項目を除く継続事業ベースの利益(コア利益)は1株当たり0.82ドルで、6月に示した自社予想の0.75─0.79ドルとトムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリストの予想平均0.77ドルをいずれも上回った。

今年度の1株利益は3.61─3.85ドルと予想し、コア利益は3.80─4.00ドルになるとの見通しを示した。2012年度(11年7月─12年6月)通期の1株利益は3.85ドルだった。

7─9月期のコア利益は1株当たり0.91─0.97ドルと予想。アナリストの予想平均は1.03ドルだった。

P&Gをめぐっては、業績立て直しに向けた取り組みが進められる中、物言う投資家として知られるウィリアム・アックマン氏が前月、同社株の保有を約18億ドル規模に引き上げたことなどを受けて注目が集まっていた。

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