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スペイン銀ストレステスト、中堅ポピュラールなどの資本不足分焦点

9月26日、スペインは28日に国内銀の資本不足額を特定するために実施したストレステスト(健全性審査)の結果を公表する。 写真はマドリード中心街の赤信号で24日撮影(2012年 ロイター/Sergio Perez)

[マドリード 26日 ロイター] スペインは28日、国内銀の資本不足額を特定するために実施したストレステスト(健全性審査)の結果を公表する。

審査対象はスペイン銀行セクターの90%を占める14行で、関係筋によると、総額550億─600億ユーロの不足が指摘される見通し。

6月に公表された第1段階の銀行資産評価では、全体で620億ユーロの資本不足が見つかっている。デギンドス経済相はより詳細な第2段階となるストレステストでも、全体の不足額は6月の結果に沿った規模になるとの見方を示している。

BBVABBVA.MC、サンタンデール銀行SAN.MC、カイシャバンクCABK.MCの大手3行については、資金不足はない見通し。

スペイン政府はすでに、ユーロ圏諸国から最大1000億ユーロの銀行支援を受けることで合意を得ているが、そのうち400億─450億ユーロ程度は、国有化された貯蓄銀行のバンキアBKIA.MCやノバガリシア、カタルーニャ・カイシャ、バンコ・デ・バレンシアBVA.MCの4行に振り向けられる見通し。

今回のストレステストでは、ポピュラールPOP.MC、サバデルSABE.MC、バンキンテルBKT.MCの3行や、バンコ・マレ・ノストルム、イベルカハ・リベルバンク・カハ3などの貯蓄銀行4行の不足額がどの程度まで膨らむかが焦点だ。

7行全体で150億─200億ユーロの支援を欧州諸国から受ける必要があるとの見方も出ている。

とりわけ国内第6位のポピュラールは、不動産へのエクスポージャーの大きさから、30億ユーロの資本不足を指摘される可能性があると関係筋は明かす。これはスペイン政府の支援を受けていない銀行の中では最大規模で、実際に30億ユーロの不足分が見つかれば、公的支援が必要になる公算が大きいという。

不足分の手当てを迫られた銀行が、最終的に国際支援をどの程度受けるかは、自力での資金調達能力に加え、債券保有者が受け入れを余儀なくされるであろう債務減免の程度や不良資産を「バッドバンク」に移行する際の評価水準などに左右される。

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