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為替相場、現時点で行動は不要─オーストリア中銀総裁

2月13日、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノボトニー・オーストリア中銀総裁は、14日付の地元紙ザルツブルガー・ナッハリヒテンに掲載予定のインタビューで、為替相場に関して現時点で行動する必要はないとの認識を示した。ウィーンで2012年12月撮影(2013年 ロイター/Herwig Prammer)

[ウィーン 13日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノボトニー・オーストリア中銀総裁は、為替相場に関して現時点で行動する必要はないとの認識を示し、ECBがユーロ相場に目標を設けることはないとあらためて言明した。

地元紙ザルツブルガー・ナッハリヒテンに14日掲載予定のインタビューで述べた。

ユーロ高をめぐる質問に対し、「通貨戦争」の議論に正当性はないと述べ、為替相場は歴史的なレンジ内にあるとの見方を示した。

「(為替相場は)経済の動きの中で繊細な要素であり、注視することが賢明だ」としながら、現時点で行動する必要性は見当たらず、大げさな反応はやめるべきだと言明。その上で「状況がより顕著になった場合、議論が必要になる」との考えを示した。

またユーロ相場は、物価安定の維持における要素としてのみ妥当性を持ち得ると指摘。「具体的には、通貨高の際、どの程度デフレ傾向が生じるかということだ。現時点では見当たらない」とした。またインフレの危険性もないとした。

中銀の介入は不要かとの質問には「歴史の教訓として、有効であるためには協調介入する必要がある。現時点で、協調介入を行う理由も必要性もないと考える」と答えた。

ノボトニー総裁はまた、ユーロ崩壊懸念の後退を受けて、市場はユーロ圏が安定すると見込んでいるとしたが、「なお公的支援を必要とする銀行がある。また国レベルでも、キプロスのように常に問題が生じる可能性がある」と述べた。

ユーロ圏全体の成長は依然弱いとしたほか、多くの国の財政は満足のいく状況にはないと語った。

*内容を追加して再送します。

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