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キプロスへの流動性供給、支援策の合意が前提=オーストリア財務相

3月20日、オーストリアのフェクター財務相は、支援合意を前提とせずに欧州中央銀行(ECB)がキプロスの銀行に無制限に流動性を供給することはないため、国内行は週内に業務を再開しない可能性があるとの見方を示した。ウィーンで2012年7月撮影(2013年 ロイター//Herwig Prammer)

[ウィーン 20日 ロイター] オーストリアのフェクター財務相は、支援合意を前提とせずに欧州中央銀行(ECB)がキプロスの銀行に無制限に流動性を供給することはないため、国内行は週内に業務を再開しない可能性があるとの見方を示した。

キプロスの銀行はECBからの緊急的な資金に頼っているが、ECBは支払い能力があるという状態が保たれている限り流動性を引き続き供給する構えを示している。

フェクター財務相は記者団に対し、もしキプロスが新たな手段を練り出さなければECBによる追加の流動性供給がないため、22日も銀行は休業したままだと指摘。

そのうえで理に適った条件下でのみキプロスは支援が受けられるとし、欧州の恒久的な救済基金である欧州安定メカニズム(ESM)やECBによる無制限の資金供給は認められないと述べた。

フェクター財務相はまた、預金に対する課税よりキプロスの主要行の債券保有者に対するヘアカット(元本減免)が好ましいと述べた。「オーストリアに加え、ドイツと国際通貨基金(IMF)がそのような債権者の損失負担を望んだかもしれないが、フランスやその他の閣僚の多くが課税を優先した」とした。

キプロスの主要2行の債務について約38%のヘアカットを実施して資金を集めれば、債務が60億ユーロ以上圧縮できるという。

フェクター財務相はキプロスの問題は深刻だが、ユーロ圏全体を損なうようなものではなく、ユーロ圏は安定しているとの見方を示した。

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