[ジュネーブ 7日 ロイター] 世界貿易機関(WTO)の次期事務局長にブラジルのロベルト・アゼベドWTO担当大使が就任する。
選考結果が非公開の会合で示された。外交筋が7日明らかにした。
エルミニオ・ブランコ元メキシコ商工振興相とともに最終候補に残り、3回の選考の末、アゼベド氏が競り勝った。中南米出身の事務局長は初めてという。
選考関係筋によると、アゼベド氏は欧州連合(EU)など幅広い支持を得た。
選考結果は8日に正式発表され、14日に当選が確定する見通しだ。
パスカル・ラミー氏の後任として9月1日に就任する。
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