for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

米FRB議長、金融政策・経済展望に言及せず

5月10日、米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は、シャドーバンキング(影の銀行)システムが引き続き金融安定に対する脅威となっているとの認識を示した。ワシントンで4月撮影(2013年 ロイター/Yuri Gripas)

[ワシントン 10日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は10日、シャドーバンキング(影の銀行)システムが引き続き金融安定に対する脅威となっているとの認識を示した。

同議長はシカゴで銀行システムの安定性の監視にFRBが果たす役割について講演。講演原稿によると、「シャドーバンキング部門の規模は危機前より縮小しているものの、当局者、および民間部門は依然として残っているぜい弱性に対応する必要がある」と述べた。

また、金利が非常に低い水準で推移するなか、投資家が金融システムに対するリスクとなるような形で行動していないか、FRBは広範な資産市場を監視していると述べ、FRBが資産市場における過度なリスクテイクの兆候に注視していることも明らかにした。

さらに、大口の借り手、またはブローカー・ディーラーがデフォルト(債務不履行)に陥った場合にレポ市場が対応できるよう、さらなる準備が必要になると指摘。また、マネー・マーケット・ファンド(MMF)から資金が流出する可能性はまだ残っていると述べた。

今回の講演では、金融政策や経済の展望に関して言及しなかった。タルーロ理事が前週、銀行の借り入れ上限に関する国際合意を厳格化させる必要がある可能性があると発言したことについても触れなかった。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up