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サントリー、グレーマーケットで軟調推移=市場関係者

7月2日、サントリー食品インターナショナル(BF)が、上場前のグレーマーケットで軟調に推移しているもようだ。写真はサントリーの飲料。都内で2009年9月撮影(2013年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 2日 ロイター] - 3日に東京証券取引所1部に上場予定のサントリー食品インターナショナル(BF)2587.Tが、上場前のグレーマーケットで軟調に推移しているもようだ。

複数の市場関係者によると、公開価格の3100円に対し、2日のグレーマーケットで3050円の買いに対し3100円売りのオファーが出ていたという。株価は先週一時3000円を割り込み、2900円で売買が成立したこともあったという。投資家は3日のIPOを神経質なムードで見守っている。

IPO価格は、仮条件の3000─3800円に対し1株あたり3100円で決まった。投資家の需要を確認するロードショー期間中の金融市場が不安定な値動きだったため仮条件の値幅も大きく、公募価格は下限に近い水準となった。

ある市場関係者は「3000円でもやや高いと感じている。ただ、価格が2500─2600円に下がれば買ってもいい」とコメント。競合他社の飲料大手、キリンホールディングス2503.Tに比べてサントリーの株価純資産倍率(PBR)が高いとみた向きは、価格に値ごろ感が出るのを見極めているもようだ。

一方、国内のリテール投資家からの需要は一部証券会社の支店で「5倍を超えた」との声もあり、将来期待される株主優待を狙った個人の買い意欲は根強いとみられている。

サントリーBFの調達資金は約3880億円で、今年のIPOとしてはアジアで最大規模。

ジョイント・グローバル・コーディネーターは野村証券、モルガン・スタンレーMUFG証券、JPモルガン証券。

サントリーBFは、缶コーヒー「BOSS」や茶飲料「伊右衛門」などのブランドを抱えるほか、09年に買収した仏オランジーナ・シュウェップスの炭酸飲料「オランジーナ」は日本でもヒット商品になった。飲料総研によると、日本国内のシェアはコカコーラ27.9%に対して19.6%で第2位。

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