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福島第1タンク北側井戸からトリチウム6.4万ベクレル=東電

9月11日、東電は福島第1原発で汚染水漏れが起きたタンクの北側に掘った観測井戸から採取した水を分析したところ、1リットル当たり6万4000ベクレルのトリチウムを検出したと発表した。同原発の計測地点で6月撮影(2013年 ロイター/Toshifumi Kitamura/Pool)

[東京 11日 ロイター] - 東京電力9501.Tは11日、福島第1原発で汚染水漏れが起きたタンクの北側に掘った観測井戸から10日に採取した水を分析したところ、1リットル当たり6万4000ベクレルのトリチウムを検出したと発表した。

8日には同4200ベクレルのトリチウムを検出しており、2日間で15倍に増えた。

東電は、同タンク南側に掘った井戸から4日に採取した水から、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が同650ベクレル検出されたと5日に発表。同社はこれについて、タンクから漏れた汚染水が土壌に浸透し、地下水に到達した可能性があると説明していた。

今回、別の井戸からトリチウムの検出量が急増していることについて、東電の広報担当者は、汚染水が地下水に到達した可能性が「より高まった」と話した。

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