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米アップル株急落、新型iPhone発表後に投資判断引き下げ相次ぐ

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 11日の米株式市場で、前日「iPhone(アイフォーン)」の新型2モデルを発表したアップルAAPL.Oの株価が5%超急落した。

9月11日、午前の米株式市場で、アップル株が5%超急落している。写真は深センで9日撮影(2013年 ロイター/Bobby Yip)

クレディ・スイス、UBS、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチは新製品の発表を受け、いずれもアップルの投資判断を「ニュートラル」に引き下げた。

アナリストは、アップルが発表したアイフォーンの廉価版は中国などの新興国市場では価格が高過ぎ、従来機の新型モデルも市場の形勢を一変させるような新たな機能に欠けると指摘している。

ジャニー・モンゴメリー・スコットの首席投資ストラテジスト、マーク・ラスチーニ氏は「投資家は、アップルの価格が新たな市場を取り込めるほど十分低水準でなかったことに失望している。ライバル企業の価格帯と異なる」と指摘。

「指紋認証や新色という変化はあったが、異なる画面のサイズなど、より大きな変更は準備されていないようだ。非常に素晴らしい製品や戦略で人々を驚かすことで定評のある企業にしては期待外れだ」と語った。

また、オニール・セキュリティーズのニューヨーク証取フロア部門責任者、ケン・ポルカリ氏は「(アナリストや消費者が)アップル側の発言、新製品すべてをスティーブ・ジョブズ前最高経営責任者(CEO)だったらどうしただろうかとの視点で比較し続けていることが問題の1つ」と指摘。

同氏は市場の需要に対応し、高価格帯と廉価版の2つのアイフォーンを投入したことは正しい選択との見方を示した。

アップル株の終値は5.4%安の467.71ドルで1カ月ぶりの安値となった。

ただ、新機種への期待が広がり始めた7月初め以降では依然として18%上昇している。

*内容を追加して再送します。

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