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南ア・ランドが一時08年終盤以来の安値、鉱山ストも懸念要因

1月27日、外国為替市場で南アフリカランドが一時1ドル=11.2550ランドと、2008年終盤以来の水準に下落した。写真は同国の紙幣。ヨハネスブルクで2013年1月撮影(2014年 ロイター/Siphiwe Sibeko)

[ヨハネスブルク 27日 ロイター] -新興国から資金流出が続くなか、27日の外国為替市場で南アフリカランドが一時1ドル=11.2550ランドと、2008年終盤以来の水準に下落した。

南アフリカでは、アングロ・アメリカン・プラチナム(アンプラッツ)AMSJ.J、インパラ・プラチナム(インプラッツ)IMPJ.J、ロンミンLMI.Lの鉱山労働組合が賃上げを要求してストを実施。最大10万人の労働者が絡むストが決着の兆しを見せていないことに加え、世界的にリスク選好度が低下していることで、ランド売りが加速した。

ランドは1516GMT(日本時間28日午前零時16分)には11.1560ランドまで戻したが、ニューヨーク市場の前週末の水準より依然として0.6%安い。

シティの債券トレーダー、マーク・サウスワース氏は、「新興国に対する売りが加速しており、これがすべてに波及している」と指摘。「ファンダメンタルズが弱い国や、貿易赤字と経常赤字の双方を抱える国が大きな打撃を受けている」とし、フラジャイル・ファイブ(ぜい弱な5カ国)のうち、特にトルコと南アフリカが大きく影響を受けているとの見方を示した。

ランド相場の急激な下落でインフレのリスクが増大することから、アナリストの間では、中銀が成長低迷にもかかわらず、年内にも利上げに踏み切るのではないかとの見方が出ている。

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