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今日の株式見通し=反落、欧州格下げ懸念で売り先行

[東京 19日 ロイター] きょうの東京株式市場で日経平均は反落が想定されている。欧州国債格下げ懸念の広がりが投資家心理の悪化につながっており、週明けの東京市場は売りが先行する見通し。

一方、外国人投資家のクリスマス休暇入りに伴い売り圧力が後退するとみられているほか、下値では年金買いなどが見込まれており、下げは限定的という。市場エネルギーが小さく全般は小動きが見込まれるなか、物色は一部の個別株にとどまりそうと指摘されている。

日経平均の予想レンジは8300円―8400円。

格付け会社フィッチ・レーティングスは16日、ユーロ圏債務危機への包括的な解決策は「テクニカル的にも政治的にも実現しない」との見通しから、スペインとイタリアを含むユーロ加盟6カ国の格付けをレーティング・ウォッチ・ネガティブ(RWN)に指定するとともに、フランスの格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げた。市場では「これまで値持ちの良かった原油や金などにも換金売りが広がっており、日本株もリスク回避の動きが意識されやすい」(国内証券)とされ、週明けの東京市場も売り先行が見込まれている。

一方、売り主体であった外国人投資家がクリスマス休暇入りすることで東京市場の売り圧力の低下につながるというほか、年金買いや日銀の指数連動型上場投資信託受益権(ETF)買い入れ期待などが支えとなり、下値は限られるという。下げ基調となった前週の流れを引き継ぎ地合いは悪く主力株が手掛けにくいなか、物色は中小型株など一部の銘柄にとどまる見通し。今週は6銘柄の新規株式公開(IPO)が予定されており、きょうはジャパンマテリアル6055.Tが東証2部に上場する。

個別銘柄では、日産自動車7201.Tが注目される。同社は16日、発行済み株式総数の0.29%に当たる1300万株・100億円を上限に自社株買いを実施すると発表した。取得期間は12月19日から22日。

(ロイターニュース 杉山容俊)

*内容を追加して再送します。

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