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伊客船座礁事故、乗員の6割超はサービスや娯楽担当

 1月17日、イタリア中部のジリオ島付近で大型豪華客船コスタ・コンコルディアが座礁した事故で、乗員1023人の大半が船員の資格を保有していなかったことが明らかになった(2012年 ロイター/Max Rossi)

[ミラノ 17日 ロイター] イタリア中部のジリオ島付近で大型豪華客船コスタ・コンコルディアが座礁した事故で、乗員1023人の大半が船内の飲食施設、プール、劇場、カジノなどで勤務し、船員の資格を保有していなかったことが明らかになった。

乗員全体の少なくとも3分の2は、フィリピン人やペルー人の給仕係、英国人のダンサー、スペイン人のミュージシャンなど、約40の異なる国・地域の出身者だった。海上リスク管理企業「マリーン・リスク・マネジメント」のジョン・ダルビー氏は、「乗員の大半はホテルのスタッフと同じで、船員としての訓練を十分に受けていなかったとみられる」と指摘した。

13日夜に座礁した際、多国籍の乗員や乗客らによるさまざまな言語が飛び交い、救助活動がさらに困難になったとみられる。

イタリアの船舶会社の幹部は、乗船するサービススタッフの大半は委託先の外部企業から派遣されていると説明。しかし、こうしたスタッフも安全訓練を受ける義務があるという。

一方、同客船を所有するコスタ・クロシエレは、乗員が事故に備えて訓練を受けていたと主張。フォスキ最高経営責任者(CEO)は、事故はスケッティーノ船長が引き起こしたとの見解を示した上で、他の乗員らは「英雄」のようだったと強調し、「乗員らは非常に困難な状況の中、2時間以内に4200人を避難させることができた」と語った。

*見出しを修正して再送します。

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