for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

米グーグル第4四半期決算、予想下回る:識者はこうみる

[サンフランシスコ 19日 ロイター] インターネット検索サービス大手の米グーグル(GOOG.O: 株価, 企業情報, レポート)が19日発表した第4・四半期決算は、一般会計原則(GAAP)基準の純利益が27億1000万ドル、1株利益は8.22ドルだった。

1月19日、インターネット検索サービス大手の米グーグルの第4・四半期決算は、一般会計原則(GAAP)基準の純利益が27億1000万ドル、1株利益は8.22ドルで、市場予想を下回った。パリの同社オフィスで昨年12月、代表撮影(2012年 ロイター)

前年同期はそれぞれ25億4000万ドル、7.81ドル。一部項目を除いた非GAAP基準の1株利益は9.50ドルで、アナリスト予想の10.49ドルを下回った。

欧州経済の低迷に圧迫され、売上高と利益の両方が市場予想を下回った。

市場関係者の見方は以下の通り。

●期待が先走り、利益率は良好

<スティフェル・ニコラスのアナリスト、ジョーダン・ローハン氏>

グーグルへの期待が先走りした格好だ。恐らく、投資家が米国以外での状況をはっきりと把握していないことが要因であろう。北米は引き続き堅調となっているが、他の国では経済に対する圧力がかなり存在する。

とりわけドイツや、緊縮財政措置を実施している一部の欧州諸国で、基調的な需要が弱まっていると考える。

利益率は良好で、そこそこの上昇率となった。

グーグルが業績見通しを示さないことから、同社の業績予想は立てにくく、グーグルの業績が毎四半期、市場予想から外れていることも事実だ。

●SNS事業の将来性に注目

<グローバル・エクイティーズ・リサーチのアナリスト、TRIP CHOWDHRY氏>

売上高・利益ともに予想を下回った。マイクロソフトやインテルと違い、グーグルへの期待はここ数カ月高まってきていた。期待が非常に高く、予想に届かなかった。

長期投資家の観点から見ると、グーグルのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「グーグルプラス(Google+)」のユーザーは現在9000万人以上となっており、これは印象的な数字だ。グーグルは新たな収益をもたらすメカニズムを構築している。SNSで主要なプレーヤーになる可能性がある。

クリック1回当たりの広告料金を示すコスト・パー・クリック(CPC)はキャンペーンの長さや他の要素に左右される。グーグルプラスへの投資はある程度の成果を示しつつある。グーグルは将来の売り上げの伸びに投資しており、投資家は株価が下落しているときに投資すべきだ。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up