[ニューヨーク/ロンドン 25日 ロイター] 25日の金相場は急伸し、1700ドルの大台を突破した。米連邦準備理事会(FRB)がこの日発表した米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、少なくとも2014年終盤まで政策金利を異例の低水準に据え置く方針を表明したことが支援した。
FRBによる超低金利政策の長期化方針を背景に、ドル先安観から金を買い進める動きが加速した。
2133GMT(日本時間26日午前6時33分)までに、金現物は2.7%高の1オンス=1710.44ドル。一時は12月12日以来の高値となる同1712.80ドルまで買われた。
米金先物(2月限)は35.60ドル高の同1700.10ドルで清算した。
原油・銅相場は小幅高。
ロンドン市場のICE北海ブレント先物(3月限)は0.22ドル安で清算した後、FOMC声明を受け、時間外取引で上昇に転じた。2123GMT(日本時間26日午前6時23分)現在、0.47ドル高のバレル当たり110.50ドルで推移している。
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