[北京 26日 ロイター] 中国外務省は26日、欧州連合(EU)が23日に決定した原油の輸入禁止などの対イラン制裁措置を批判した。
中国外務省は、EUの禁輸措置に関する質問に文書で「単純に圧力をかけ、制裁を課すのは建設的なアプローチでない」とし「中国は、地域の平和と安定につながる措置が講じられることを望む」と表明した。
中国はかねてより、イランのエネルギー分野を対象にした一方的な制裁に反対の立場をとっている。
前週、中国政府は、訪中したイラン代表団に対し、核問題に関する協議に復帰することが「最優先事項」と伝えた。
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