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ユーロ/ドル2カ月ぶり高値、ギリシャ問題前進で=NY市場

[ニューヨーク 9日 ロイター] 9日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが対ドルで一時2カ月ぶりの高値をつけた後、狭いレンジで推移した。ギリシャ連立与党の党首らが第2次支援の条件となっている改革案をめぐり合意したことが好感された。

2月9日、ニューヨーク外国為替市場では、ユーロが対ドルで一時2カ月ぶりの高値をつけた。写真は昨年10月撮影(2012年 ロイター)

また、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がユーロ圏の景気について、一時的な安定化の兆候が見られるとの見解を示したこともユーロへの支援材料となった。

ギリシャ連立与党の党首らはこの日、第2次支援を確保し、デフォルト(債務不履行)回避に必要な改革や緊縮策の受け入れに関する協議で合意。同日には、ギリシャ支援をめぐるユーロ圏財務相会合も開かれている。

バンク・オブ・ザ・ウエストのクリス・フェルナンデス氏は「ユーロショートの利益確定の動きから、ユーロは今後数日、一段高となる公算が大きい」と述べた。

同時に、ECBが実施している長期資金供給オペ(LTRO)によってユーロ圏の流動性が過剰になっていることに言及し、「金利を低下させると同時に、ユーロへの下方圧力となる」と指摘し、ユーロが来月中に1.30ドルを下回ると予想した。

ECBは29日、3年物資金供給オペを実施する。12月に実施された初回のオペでは4890億ユーロが供給された。

ユーロ/ドルは0.2%高の1.3284ドル。一時1.3321ドルと、2カ月ぶりの高値をつけた。

ユーロ/円も、2カ月ぶりの高値となる103.28円に上昇した。

ECBは9日の理事会で、主要政策金利であるリファイナンス金利を1.00%に据え置いた。ドラギ総裁は「入手できる指標から、低水準ではあるが、年末年始あたりに経済活動に一時的な安定化の兆候が出ていたことが確認できる」と述べた。

イングランド銀行(英中央銀行)はこの日、資産買い入れプログラムの規模を3250億ポンドに拡大することを決定した。現行の2750億ポンドに500億ポンド上乗せし、ぜい弱な景気下支えを狙う。政策金利は過去最低の0.5%に据え置いた。

ただ一部では、英中銀が一段と積極的な措置に出ると予想されていたことから、ポンドは対ドルで小幅な上げを維持するにとどまった。

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