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韓国サムスン電子が液晶事業をスピンオフ、有機ELに重点

2月20日、韓国のサムスン電子は、赤字となっている液晶ディスプレー事業をスピンオフさせると発表した。写真は2010年1月、ソウルの同社本社で撮影(2012年 ロイター/Jo Yong-Hak)

[ソウル 20日 ロイター] 韓国のサムスン電子005930.KSは20日、赤字の液晶ディスプレー(LCD)事業をスピンオフ(分離・独立)させ、今後は焦点を有機ELディスプレーに移す方針を明らかにした。

LCD事業は、先進国での薄型テレビへの買い替え需要の一巡や、中国企業との競争激化などを背景に今後の見通しは厳しくなっている。

調査会社ディスプレーサーチによると、LCDテレビの世界の年間販売額は2015年までに8%減少し920億ドルとなる見込み。一方で有機ELディスプレー市場は、2018年までに200億ドルを突破し、ディスプレー産業全体に占める割合は現在の4%から16%に拡大するとみられている。

2011年のサムスン電子のLCD部門は、7500億ウォン(6億6600万ドル)の経常赤字を出している。

サムスン電子によると、LCD部門のスピンオフ後の社名(暫定)はサムスン・ディスプレーで、4月1日に事業を開始する。

同社やライバルのLGディスプレー034220.KSは、現在は主に高性能のスマートフォンに使用されている有機ELディスプレーの技術が、テレビスクリーンなどより大きなサイズのパネルでLCDに替わる存在になるとして、事業の軸足をシフトさせている。

サムスン電子は今月、傘下のサムスンSDI006400.KSとの薄型ディスプレー製造合弁会社サムスンモバイルディスプレー(SMD)の完全子会社化を検討していることを明らかにした。

*内容を追加して再送します。

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