for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

乗用車1月世界生産で5社が前年上回る、トヨタは海外が過去最高

2月24日、乗用車メーカー8社がまとめた2012年1月の世界生産実績は、5社が前年水準を上回った。写真はトヨタのロゴ。都内で昨年11月撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 24日 ロイター] 乗用車メーカー8社が24日まとめた2012年1月の世界生産実績は、5社が前年水準を上回った。中国で春節(旧正月)の時期が前年より早まり、稼働日が減少。海外生産は6社が前年を下回った。

一方、国内生産は、タイ洪水などで発生した生産遅れを挽回するために高水準の生産が続いており、三菱自動車7211.Tを除く7社が前年比プラスとなった。2月以降も休日出勤を行うなど高水準の生産が続くメーカーが多い。

トヨタ自動車7203.Tの世界生産は、2カ月連続で前年同期を上回った。震災と洪水からの挽回生産に加えて、エコカー補助金が国内需要を喚起している。海外生産も中国を除いた主要地域で伸び、1月として過去最高となった。

日産自動車7201.Tの世界生産は9カ月連続増加し、1月として過去最高の台数となった。春節の影響で中国生産が前年に比べて30%減少したものの、その他の主要地域は好調に推移したため、海外生産全体では微減にとどまった。海外生産が前年実績を下回ったのは9カ月ぶり。

ホンダ7267.Tは3カ月ぶりに世界生産が前年比プラスとなった。タイ洪水による生産遅れを挽回するため高水準で稼働しており、国内生産は前年同月比で4割以上の増加となった。一方、海外生産は4カ月連続減。北米では前年に比べて3割以上増加し、1カ月間の生産台数としては過去最高の台数となったが、アジアの各拠点が部品不足の影響で生産停止や生産調整を行っていたため、海外生産全体では減少した。

三菱自の世界生産は7カ月連続減少。円高の影響で輸出の採算が悪化しており、国内で生産を落としている。ダイハツ工業7262.Tは昨年発売した低燃費の軽自動車「ミライース」の販売が好調。海外生産もインドネシアが好調で、世界生産全体では1月として過去最高の台数を記録した。

富士重工業7270.Tの世界生産は4カ月連続でプラス。国内生産は軽自動車「サンバー」の生産終了に伴う需要増で増産しているほか、新型「インプレッサ」の販売が好調。海外生産も1月として過去最高となった。

スズキ7269.Tとマツダ7261.Tは国内生産が増加したものの、海外生産が減少し、世界生産は11カ月連続で前年水準を下回った。スズキはインドが前年並みとなったが、ハンガリーがタイ洪水の影響による部品不足で同54%減。中国も春節の影響で同34%減だった。マツダは1月から新型スポーツ多目的車(SUV)「CX─5」の本格生産が始まり、国内生産が前年比プラス。一方、海外生産は洪水の影響を受けたタイが好調時まで回復していないほか、中国でも需要に応じて一部車種を生産調整したことなどが影響してマイナスとなった。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up