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2月米小売各社の既存店売上高は+6.4%、暖冬で春物好調

[ニューヨーク 1日 ロイター] 2月の米小売各社の既存店売上高は前年同月比6.4%増となり、市場予想の4.8%増を上回った。暖冬で春物衣料品の需要が押し上げられた。

3月1日、2月の米小売各社の既存店売上高は前年同月比6.4%増となり、市場予想の4.8%増を上回った。カリフォルニア州デーリーシティーのホームデポ店舗で2月撮影(2012年 ロイター/Beck Diefenbach)

データは主要小売り18社の業績に基づきまとめられた。

2月の既存店売上高は幅広い分野で増加がみられ、ディスカウント大手ターゲットTGT.N、百貨店メーシーズM.N、アパレルのリミテッド・ブランズLTD.N、高級百貨店サックスSKS.Nなどが予想を上回る伸びとなった。

また、業績低迷が続いていた衣料品ギャップGPS.Nの既存店売上高も市場予想に反し増加し、8カ月ぶりに初めてプラスを回復した。

とりわけ、ディスカウント衣料大手のTJXTJX.Nとロス・ストアーズROST.Oが好調だった。既存店売上高はともに9%増となり、消費者の心理が改善しつつあるものの、依然として価格には神経質となっている様子が示唆された。

ギャップの既存店売上高は4%増。アナリストは1.4%減を予想していた。同社株価は一時8.1%上昇した。

リミテッドは8%増で、アナリスト予想の6.2%増を上回った。

半面、中堅百貨店コールズKSS.Nの売上高はマイナスとなった。

モーニングスターのアナリスト、ポール・スウィナンド氏は「2月の売上高の伸びの一部は、冬物のクリアランスセールや春物の販売が前倒しになったことによるものであるため、小売各社は慎重姿勢を維持している」と述べた。

そのうえで、好調な春物の売り上げによる効果が冬物の大幅なディスカウントによって相殺される可能性があると付け加えた。

また、ガソリン価格の上昇が今後も続く可能性があるとの懸念から、小売各社の一角やアナリストは、2月の強い伸びが持続可能かどうかをめぐり懐疑的な見方を示している。

ターゲットは、既存店売上高が予想を上回る7%増となったものの、四半期売上高見通しを据え置いた。

メーシーズも堅調で4.6%増。ただ、3・4月の売上高は3─3.5%増に鈍化するとの慎重な見通しを示した。

国際ショッピングセンター協会(ICSC)は、3・4月の既存店売上高が3─4%増になると予想している。復活祭の祝日が暦上移動し、衣料品の売上高などに大きく影響する可能性があることから、小売りアナリストや小売各社幹部は3・4月の売上高をまとめて判断する傾向にある。

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