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2月街角景気改善、円高一服や車補助金が押し上げ

3月8日、2月の景気ウォッチャー調査で示された街角景気は、景気の現状判断DIが45.9で、前月比1.8ポイント上昇し、2カ月ぶりに上昇した。都内で2009年8月撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 8日 ロイター] 内閣府が8日に発表した2月の景気ウォッチャー調査で示された街角景気は、景気の現状判断DIが45.9で、前月比1.8ポイント上昇し、2カ月ぶりに上昇した。

横ばいを示す50の水準は7カ月連続で下回った。企業動向関連、雇用関連、家計動向関連すべてが上昇した。

2─3カ月先を見る先行き判断DIは50.1で、前月比3.0ポイント上昇。2カ月連続で上昇となった。50の水準を58カ月ぶりに上回った。

内閣府は、景気ウォッチャー調査の判断の表現を「依然として円高の影響が残るものの、緩やかに持ち直している」とした。

現状が改善したのは、自動車販売店で「エコカー減税や補助金により、受注が増加している」ほか、スーパーなでも「例年より寒波が続き、衣料品や住生活関連の防寒商材バーゲンが好調」だったことなどがある。また企業の間では「円高が一服しているため、やや良くなってきている」といった声や「円高一服、株価上昇、米国経済の3%成長予測、欧州信用不安の安定化などから大手メーカーに安心感が広がっている」といったこともある。

先行きは、大震災から1年を迎えて状況が好転するとの期待感からDIは大きく上昇。特に家計関連での上昇幅が大きい。住宅の注文が異例の増加を見せているとの声もあり「消費増税前に家を建てたい人が増えている」といった事情がありそうだ。小売りでも「大震災で買わなかった物などの購入が想定される」ことや「震災から1年となるため、客単価の上昇を維持しながら、来客数が増加に転じることになれば徐々に回復する」など、期待感が強い。

(ロイターニュース 中川泉  編集 宮崎大)

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