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ギリシャ債務交換の参加率は予想超える95%に、デフォルト回避へ

3月8日、ギリシャ政府高官によると、民間債権者の大半が債務交換プログラムに応じる意向を示し、ギリシャが無秩序なデフォルトに陥る事態は回避された。写真はデモに参加する消防士。2月撮影(2012年 ロイター/John Kolesidis)

[アテネ 8日 ロイター] ギリシャ政府高官によると、民間債権者の大半が債務交換プログラムに応じる意向を示し、ギリシャが「無秩序なデフォルト(債務不履行)」に陥る事態は回避された。

政府関係者が匿名を条件に明らかにしたところによると、締め切り(2000GMT=日本時間9日午前5時)1時間前時点で、プログラムへの参加率は約95%に達し、最も楽観的な見方も上回った。

その結果、民間債権者は実質ベースで約74%の債権を放棄し、ギリシャは1000億ユーロ以上の債務を削減できることになる。

債務交換プログラムに関する暫定的な結果は9日0600GMT(日本時間9日午後3時)に発表され、ベニゼロス財務相が午後予定されているユーロ圏財務相との協議に先立って記者会見する予定。

予想以上の多くの民間債権者による合意が得られたことで、ギリシャ政府は同国の法律に基づきすべての民間債権者に債務放棄を強いる集団行動条項(CAC)の発動を回避できる見通し。

CACが発動された場合、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)契約に基づく支払い義務が発生し、一部の金融機関が多額の損失を被る可能性や、金融市場が混乱に陥る恐れが懸念されていた。

ベニゼロス財務相は、議会で「すべてがうまくいけば、明日はギリシャ国民が1050億ユーロの債務から解放されることを発表できるだろう。債務を増やすのではなく、削減できるのは初めてだ」と語った。

ユーロ圏財務相は9日午後に電話協議を通じ、ギリシャに対する第2次支援策の実施について議論するが、最終決定は12日の会合に持ち越される可能性がある。

一方、国際通貨基金(IMF)のライス報道官は、15日にギリシャへの第2次支援について協議する理事会会合を開くことを明らかにした。同会合は当初、13日に予定されていた。

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