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3月の中国PMIが悪化、景気減速傾向が鮮明に=HSBC

[北京 22日 ロイター] HSBCが22日発表した3月の中国購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み)が5カ月連続で景況感の分岐点となる50を下回り、中国経済の悪化が世界経済に及ぼすリスクに対する懸念が高まった。一方、景況感の悪化を受け、中国当局が景気支援策を強化するとの見方も強まっている。

3月の総合PMI速報値は48.1で、4カ月ぶり高水準となった前月(改定値)の49.6から低下した。PMIは50を上回ると景況感の改善、下回れば景況悪化を示す。

項目別に見ると、総合指数に占める比重の大きい新規受注サブ指数が46.2と、昨年11月以来4カ月ぶりの低水準となったほか、回復が予想されていた輸出受注も低迷が続き、新規雇用は2年ぶり低水準に落ち込んだ。

HSBCの中国担当チーフエコノミスト兼アジア経済調査共同責任者、屈宏斌(ホンビン・チュー)氏は、「新規輸出受注が低迷しているほか、内需の落ち込みが続いており、中国経済の鈍化局面はまだ終わっていない。当局に対してさらなる緩和策を求める内容だ」との見方を示した。

PMI発表を受け、ブレント原油価格が0.5%下落。香港株式市場のハンセン指数.HSIも上昇から押し戻され、マイナス圏に転じた。豪ドルも2カ月ぶり安値に軟化した。

PMIを構成する主要5サブ指数が全般的に下落したことは予想外の結果で、特に、今年は旧正月のタイミングのずれにより1―2月に低調だった生産活動が3月には回復すると見込んでいたアナリストの予想を裏切る形となった。

ING(シンガポール)のアジアリサーチ責任者、ティム・コンドン氏は「今回のデータは、より深刻な問題があることを示している。(生産の低迷は)旧正月のタイミングだけが理由ではなかった。輸出ばかりでなく、内需にも影響が及んでいる」と語った。

*内容を追加して再送します。

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