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ユーロが対ドルで3週間ぶり高値、景気懸念が後退=NY市場

ドル/円    終値    82.31/38

3月23日、ニューヨーク外国為替市場ではユーロが対ドルで3週間ぶり高値に上昇した。ワルシャワで昨年1月撮影(2012年 ロイター/Kacper Pempel)

始値    82.53/56

前営業日終値    82.55/57

ユーロ/ドル  終値   1.3265/69

始値   1.3248/49

前営業日終値   1.3198/00

[ニューヨーク 23日 ロイター] 23日のニューヨーク外国為替市場ではユーロが対ドルで3週間ぶり高値に上昇した。前日の弱い経済指標を受けて高まっていた景気減速への懸念が後退した。ただ、スペインやイタリアの国債入札に注目が集まるなか、ユーロは再び下落する可能性がある。

バークレイズ・キャピタルの通貨ストラテジスト、Aroop Chatterjee氏は、欧州経済指標はさえない内容が続いているとの見方を示し「ユーロはレンジ取引になる見込みだが、向こう12カ月で、1.20ドルに向かって徐々に下落していくとみている」と話した。

欧州とは対照的に米国経済には改善がみられ、このことがドルを引き続き支援している。この日発表された2月の米新築住宅販売は前月比で減少したものの、価格は8カ月ぶり高水準となり、住宅セクターが回復途上にあるとの見方を裏付ける結果となった。

前日、中国とユーロ圏の弱い購買担当者景気指数(PMI)を受けて高まっていた景気懸念が後退し、安全資産とされるドルと円に対する需要が後退した。

ユーロ/ドルは0.6%高の1.32700ドル。一時、海外市場で3週間ぶり高値となる1.32940ドルに上昇した。週間ベースでは、2月末以来の上昇率となる見通し。

ユーロの主要抵抗線は1.33ドルで、この水準を上抜けると1.3500ドルに向かってさらに上昇する公算が大きい。

豪ドルは対米ドルで0.9%高の1.0479米ドル。

ニュージーランドドルは対米ドルで1.1%高の0.8188米ドル。

ドル/円は0.1%安の82.441円。

ユーロ/円は0.4%高の109.400円。

バンク・オブ・ウエストの資本市場部門シニア為替アドバイザー、クリス・フェルナンデス氏は、最近のドル高について、連邦準備理事会(FRB)が追加緩和を実施する可能性が上昇の抑制要因になっているとの見方を示した。

FRBが一段の追加緩和を実施すれば、貨幣増刷によってドルの価値が低下するため、ドルにとっては悪材料になるとみられる。

来週は、周辺国債入札のほか、30日にコペンハーゲンで開かれるユーロ圏財務相会合が注目される。財務相会合では、欧州救済基金の規模が7000億ユーロに拡大される可能性がある。

前出のフェルナンデス氏は、主要通貨は現在、ある程度のレンジ取引になる可能性があると指摘。ユーロ/ドルは1.3000―1.3500ドル、ドル/円は82.00―85.00円で推移するとの見通しを示した。

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