[ソウル 26日 ロイター] 米ホワイトハウスの高官によると、オバマ大統領は26日に大学で行う講演で、米国が戦略的抑止や国際的コミットメントを維持しつつ、保有核兵器をさらに削減することが可能との見解を示す。
5月に予定するロシアのプーチン次期大統領(訂正)との会談でも、核兵器の保有制限の問題を協議としたい考えという。米とロシアは2010年、戦略核兵器の配備数を制限する新戦略核兵器削減条約(新START)に調印した。
ホワイトハウスの高官は、オバマ大統領が講演で「保有核兵器の削減と国家の安全保障戦略に核兵器が果たす役割へのコミットメントを再確認する予定」と述べた。
さらに「国家が核エネルギーを、使用済み燃料のリサイクルに依存することなく確保できるような民生用核協力に関する新たな枠組みにもコミットする方針」という。
*本文第2段落目の「プーチン次期首相」を「プーチン次期大統領」に訂正します。
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