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エルピーダ支援入札にハイニックスらが参加へ、東芝も

3月30日、韓国のSKハイニックスは、エルピーダに対する暫定的な買収案を提示したことを明らかにした。写真は2010年撮影(2012年 ロイター/Nicky Loh)

[東京/ソウル 30日 ロイター] 韓国SKハイニックス(旧ハイニックス半導体)000660.KSは30日、経営破綻した日本のDRAM専業メーカー、エルピーダメモリの支援企業選定に向けた第1次入札に参加する意向を表明した。

複数の関係筋によると、昨年からエルピーダと資本・業務提携の交渉を進めてきたDRAM世界4位の米マイクロン・テクノロジーMU.Oも参加の予定で、フィナンシャルアドバイザーとしてゴールドマン・サックスGS.Nを起用した。東芝6502.Tも参加する意向だ。

SKハイニックスは同日、韓国証券取引所に提出した声明で、会社更生手続き中のエルピーダについて「われわれが買収に関心があることをきょう提示した」としたうえで、第2次入札への参加は「デュー・デリジェンス(詳細な資産評価)を行ってから決める」とした。

第1次入札は基本的に支援の意向を表明するもの。第1次入札で参加の意向を表明しても、第2次入札の参加義務は生じない。応札する企業は、エルピーダの持つ技術やDRAM生産拠点である広島工場(広島県東広島市)などの資産価値を算定した上で、独自の再建計画を盛り込んだ買収案を正式に提出する。4月中の第2次入札を経て、5月にも支援企業が絞り込まれる予定。

ハイニックスはDRAM、東芝はNAND型フラッシュメモリーでともに世界シェア2位となっており、入札に関心を寄せる背景には両分野でトップの韓国サムスン電子005930.KSに対抗する狙いがある。また各社は、エルピーダが製造するDRAMの中でも特に需要が伸びているスマートフォン(高機能携帯電話)向けの高い技術を取り込むことで半導体部品の開発に生かしたい考えだ。

<東芝は技術力に興味、連携での入札を検討>

関係筋によると、東芝はエルピーダの最先端技術に関心はあるが、資産全体の引き受けには難色を示している。経営破綻後も留任しているエルピーダの坂本幸雄社長は資産売却などリストラに抵抗感があるとみられ、東芝単独では条件面で折り合いがつかず、第2次入札には至らない可能性がある。できるだけ投資金額を抑えたい東芝は、他社と連携したうえでの入札を検討している。

(ロイターニュース 白木真紀 布施太郎  編集 宮崎大)

*内容を追加して再送します。

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