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金融緩和政策は限界近い、追加緩和は逆効果=韓国中銀総裁

4月16日、韓国銀行の金仲秀・総裁は、各国中銀が金融危機の下で実施した非標準的な措置について、追加措置を講じれば逆効果になる段階に来ているとの認識を示した。ソウルで13日撮影(2012年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[フランクフルト 16日 ロイター] 韓国銀行(中央銀行)の金仲秀・総裁は16日、各国中銀が金融危機の下で実施した非標準的な措置について、追加措置を講じれば逆効果になる段階に来ているとの認識を示した。

金融危機下で各国中銀は、利下げに加え、債券買い入れや流動性供給などの措置を講じてきた。

総裁は当地での講演の原稿で「危機管理におけるこうした政策の歓迎すべき役割は急速に限界に近付きつつある」との見方を示し、「金融市場の流動性が潤沢な一方、銀行は民間部門への融資に依然消極的という状況では、追加金融緩和は利点よりも悪影響のほうが大きくなる可能性がある」と指摘した。

各国政府が新たな政策の導入で協調すべきとの考えも示し、「現在の状況で世界経済にとって最大の課題は、局所的で不安定な解決策を回避し、世界的かつ持続可能な解決策を模索することだ」と強調。

各国中銀は20カ国・地域(G20)の枠組みを利用して長期的に国際金融政策委員会のような組織を設立することができるとし、そうすれば各国中銀の金融政策が世界の流動性全体に及ぼす影響を評価することなどが可能になるとの考えを示した。

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