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インド中銀が3年ぶりに利下げ、さらなる利下げ余地は限定的

[ムンバイ 17日 ロイター] インド準備銀行(中央銀行、RBI)は17日、市場の予想外に政策金利のレポレートを50ベーシスポイント(bp)引き下げ、8.00%とした。また、リバースレポレートを50bp引き下げて7.00%とした。利下げは3年ぶり。

ロイターがまとめた市場予想によると、25bpの利下げが見込まれていた。

ただ、さらなる利下げ余地については限定的との見方を示した。

また、現金準備率については、市場の予想通り、4.75%で据え置いた。

中銀は2009年4月に利下げをした後、2010年3月から昨年10月にかけて13回にわたり利上げを実施。昨年12月半ば以降は金利を据え置いてきた。

インド経済は昨年10─12月には6.1%成長と、約3年ぶりの低成長となった。今回利下げが行われた背景には、伸び悩んでいる経済成長を押し上げる狙いがあるとみられる。

スバラオ総裁は「経済成長のブレについてはそれほど大きくない一方、インフレリスクは依然として上向きだ。そうした状況を考慮すれば、さらなる政策金利引き下げの余地は自ずと限られる」との声明を発表した。

これについて、CLSA(シンガポール)のエコノミスト、Rajeev Malik氏は「追加の利下げ余地は限られる、との中銀ガイダンスが重要だ。今年の利下げはほぼ終了したのではないか」と語った。

投資家は、今回の利下げを歓迎している。利下げ発表後、国債利回りとスワップ金利がともに大幅に低下、株式相場は上げ幅を拡大した。だが、短期的な利下げ余地がほとんどないとの見通しが株価の上値を抑える可能性もある。

スバラオ総裁はまた、数カ月間にわたって銀行システムの流動性がひっ迫した状況は現在、解消に向かいつつあるとの認識を示した。ただ、必要が生じれば、中銀は「適切かつ積極的な」流動性支援措置を講じるとしている。

このほか、2012年度(13年3月終了)の国内総生産(GDP)の成長率見通しは7.3%と予想した。2011年度は、6.9%と見込まれている。

12年度末のインフレ率については、前年度末とほぼ変わらずの6.5%と予想した。

*情報を追加して再送します。

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