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東芝テック、IBMから流通業向け情報端末事業を買収

[東京 17日 ロイター] 東芝6502.Tは17日、子会社の東芝テック6588.Tを通じて米IBMIBM.Nの流通業向けPOS(販売時点情報管理)端末事業を買収すると正式に発表した。買収金額は約8億5000万ドル(約680億円)で、6月後半から7月をめどに買収を完了する予定。

東芝は今回の買収により、IBMがこれまで展開してきた欧米や新興国市場での事業拡大を図る。流通業はスーパーのレジなどで使用するPOS端末を通じ、売れた商品や時間、数量など大量のデータを集めて分析し、商品開発や仕入れなどに役立てており、東芝は流通業向け情報処理サービスをグローバルに強化する。

買収は東芝傘下でPOS端末事業を手がける東芝テックが行い、IBMが全世界で保有するPOSシステムの開発、販売、保守などの事業を譲り受ける。同社は日本にIBMと共同出資の持ち株会社を設立し、株式の80.1%を取得。将来的には残りをIBMから買い取り、持ち株会社を100%子会社にする予定。支払いは譲渡完了日、その1年後と3年後の3回に分けて実施する。

IBMは同事業で世界シェアトップ。国内首位の東芝テックはIBMから同事業を譲り受けることで世界で3割近くのシェアを握ることになり、一気に世界最大手となる。IBMはハード事業を切り離してソフト関連事業に集中する戦略を推進しており、POS端末事業の売却もその一環。

(ロイターニュース 白木真紀;編集 田中志保)

*情報を追加して再送します。

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