for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

4月の中国PMIは53.3に上昇、13カ月ぶりの高水準

[北京 1日 ロイター] 中国国家統計局が1日発表した4月の購買担当者指数(PMI)は53.3で、13カ月ぶりの高水準となった。3月の53.1から上昇したが、市場予想の53.6は下回った。

5月1日、中国国家統計局が発表した4月のPMIは53.3で、13カ月ぶりの高水準となった。写真は昨年11月、中国・浙江省で撮影(2012年 ロイター/Carlos Barria)

PMIは50を上回ると景況の改善を、50を下回ると景況の悪化を示す。

中国経済が第1・四半期の低迷から徐々に回復していることがうかがえるが、小規模な製造業は依然苦戦していることも浮き彫りとなった。

生産指数は57.2で、3月の55.2から上昇した。

ただ、国家統計局は、化学、装置、自動車、石油精製など、多くの重要な産業の指数は、依然として50を下回っている、と指摘している。

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチのティン・ルー氏は、製造業の回復について、冬季の低迷後の在庫補充を反映している可能性が高いと指摘。また、鉄道省の汚職スキャンダルや、地方政府の人事刷新をめぐる状況が落ち着いたことで、インフラ投資が回復していると述べた。

4月の新規輸出受注指数は52.2となり、3月の51.9から上昇した。ただし一方で、新規受注指数は54.5と、3月の55.1から低下しており、中国国内の新規受注が依然として弱いことが示された。

<小規模企業は苦戦>

不動産開発業者や民間企業を中心としたタイトな信用状況を受け、中国経済は2008年秋以来の低迷に直面した。ただ最近は、融資状況には改善の兆しが見られる。

財経誌は週末、中国国際金融(CICC)のリポートを引用し、4月の新規融資は9000億元に達した可能性があると報じている。金利がより魅力的な水準となり、新規の住宅ローン増加につながったという。

ただし、国家統計局によると、大規模な製造業が引き続き成長する一方で、より小規模な企業は依然として縮小傾向が続いている。信用収縮はより規模の小さい民間企業への影響が特に深刻であり、このことは、より規模の小さい工場を対象としたHSBCの調査を見ると明らかだ。

先週HSBCが発表した4月のPMI速報値は49.1で、景況感の分岐点となる50を6カ月連続で下回った。ただ、下落幅が縮小し、中国の経済成長が第1・四半期に底入れしたという見方を裏付けた。

*情報を追加して再送します。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up