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独連邦債などにマネー殺到、ユーロ圏危機でリスク敬遠

5月9日、ギリシャ情勢の混迷や、スペインの銀行をめぐる懸念を背景に、安全性が高いとされるドイツ連邦債などにマネーが殺到している。写真はメルケル独首相。1月撮影(2012年 ロイター)

[ロンドン 9日 ロイター] ギリシャ情勢の混迷や、スペインの銀行をめぐる懸念を背景に、安全性が高いとされる国の国債にマネーが殺到している。今週の入札では、ドイツ、英国、米国、日本の借り入れコストが過去最低の水準に低下、流通市場でも利回りが低下している。

投資家はユーロ圏周辺国の情勢を固唾を飲んで見守っており、ユーロ圏を襲う嵐から身を守ろうと、ゼロに近いリターンを受け入れている。

ドイツの5年債入札は利回りが過去最低の0.56%。流通市場では、独連邦債6月限が143.03と、過去最高を記録した。

リセッション(景気後退)に陥り、財政赤字圧縮に苦慮している英国でも、30年債入札の利回りが、この年限としては過去最低となった。また、応札倍率は2倍以上となり、前回3月の入札を大幅に上回った。

RBCのストラテジスト、サム・ヒル氏は「安全とされる資産への需要は、極めて強い」と指摘。「投資家はリターンの率ではなく、投じた資金のリターン(戻ってくること)を重視しているようだ」と述べた。

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