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中国人民銀行が預金準備率を0.5%引き下げ、景気下支え

5月12日、中国人民銀行は商業銀行の預金準備率を0.5%ポイント引き下げると発表した。昨年4月撮影(2012年 ロイター)

[上海 12日 ロイター] 中国人民銀行(中央銀行)は12日、商業銀行の預金準備率を0.5%ポイント引き下げると発表した。18日から実施する。銀行が貸し出しに回せる資金を増やすことで、景気の下支えを目指す。

最大手銀行の預金準備率は20.5%から20%に引き下げられる。

人民銀行は、減速傾向が出始めた経済を刺激するため2011年11月30日に約3年ぶりに預金準備率引き下げを発表し、政策を緩和寄りにシフトした。その後は今年2月にも引き下げを実施し、今回は3度目となる。

前日11日に発表された一連の経済指標では、4月の鉱工業生産の伸び率が大きく鈍化し、固定資産投資の伸びもここ10年近くで最低水準になるなど、中国経済の減速が予想以上であることが示された。

インフレ率は4月が3.4%で、3月の3.6%を下回った。

また、4月の人民元建て新規融資が6818億元(約1079億8000万ドル)となり、エコノミスト予想の8000億元を大幅に下回ったことで、中国政府が経済の安定を維持するために十分なマネーサプライを供給しているかどうか懐疑的な見方が高まった。

今回の預金準備率引き下げにより、商業銀行の与信力は4000億元(約635億ドル)拡大するとみられている。アナリストは、年内にさらに8000億元相当の緩和が実施されると予想している。

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