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ユーロ/ドル、4カ月ぶり安値から戻す=NY市場

[ニューヨーク 18日 ロイター] 18日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが対ドルで4カ月ぶり安値から持ち直した。ユーロは今月に入り3%下落しており、投資家がユーロの下落を見込んだ取引を縮小した。

5月18日、ニューヨーク外国為替市場では、ユーロが対ドルで4カ月ぶり安値から持ち直した。写真は昨年1月撮影(2012年 ロイター/EDado Ruvic)

市場関係者によると、ユーロ/ドルが支持線水準に迫るといったテクニカル要因や、8カ国(G8)首脳会議(サミット)を控えたポジション調整もユーロの支援材料となった。

一部の市場筋は、G8サミットでユーロ圏債務危機に対処する重要な措置が打ち出されるとの期待感は低いものの、投資家はサミットを前にポジションを取ることに慎重になっていると指摘した。

また、ユーロのショートポジションが大きく積まれていたことから、ショートカバーが広がり、ユーロが一段と上昇した可能性もあるという。

終盤の取引でユーロ/ドルは0.5%高の1.2763ドル。一時は1.2640ドルまで下げたものの、値を戻した。

ユーロ/円は0.3%高の100.97円。一時、2月上旬以来の安値となる100.17円まで売られたが、その後上昇に転じた。

スペイン銀行株の空売りが禁止されるとのうわさが欧州銀行株を支援したこともユーロにとって一定の買い材料となった。

ただ、ユーロは引き続きギリシャやスペインをめぐる懸念に圧迫されるとみられている。ムーディーズが前日、スペインの銀行16行の格付けを引き下げるなど、欧州をめぐる懸念が続いており、投資家は依然としてドルや円など比較的安全な資産を好んでいる。

BNYメロンのグローバル為替戦略部門マネジングディレクター、サマルジット・シャンカー氏は「週末のG8サミットを前にポジションを手仕舞う動きが優勢となったが、根底にある根強いリスク回避の傾向は続いており、その結果ドルは買い越しとなっている」と述べた。

ドル/円は0.4%安の79.02円。ロイターのデータによると、一時、3カ月ぶり安値となる78.99円をつけた。市場関係者によれば、79.00円と78.80円を割り込んだ水準付近に損切り注文が並んでいる。また、ドルは79.50円辺りが抵抗水準とみられている。

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