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丸紅が米ガビロン買収を発表、穀物貿易世界トップクラスに

5月29日、丸紅は、米穀物取引大手のガビロン(ネブラスカ州オマハ)を買収すると正式発表した。写真は都内の丸紅本社前で同日撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 29日 ロイター] 丸紅8002.Tは29日、米穀物取引大手のガビロン(ネブラスカ州オマハ)を買収すると正式発表した。全株式の取得金額は約36億ドル(約2880億円)。丸紅にとって過去最大の投資案件となり、買収によって穀物貿易量で約5500万トンと世界トップクラスに躍り出る。

ガビロンに出資している3つの米ファンドからガビロンの全株式を取得する。米国などの独禁法に基づく条件を満たした場合などにより、譲渡完了は今年9月を予定している。ガビロンには20億ドル程度の借入金があり、買収総額は約56億ドルに上る。36億ドルの株式取得資金は、自己資金に一部銀行借り入れにより行う。

丸紅の2012年度見込みの穀物貿易高は約2500万トン。ガビロンは米国内の穀物取扱い高は約3000万トンで、輸出が約800万トンとなっており、買収により丸紅の穀物貿易高は3300万トンとなる。会見した岡田大介常務執行役員は「米カーギル、米ADM(アーチャー・ダニエルズ・ミッドランドADM.N)、米ブンゲBG.Nといったところは3000万トンから4000万トンの間にいると想像する。我々は4000万トンを目指したい」と語った。

買収による収益への効果は「来期以降はボトムライン(最終利益)で1億ドルをはるかに超える金額で貢献してくれる」(松村之彦常務執行役員)という。

(ロイターニュース、浜田健太郎;編集 田中志保)

*内容を追加して再送します。

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