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米株市場は大幅続落、雇用統計を嫌気

[ニューヨーク 1日 ロイター] 1日の米国株式市場は、主要株価3指数が軒並み2%超の大幅続落となり、ダウ工業株30種は年初来の上昇率がマイナスとなった。5月の米雇用統計が失望を誘う内容となったことを受け、欧州債務危機の深刻化が米景気回復の足を引っ張っているとの懸念が一段と強まった。

6月1日、米国株式市場は、主要株価3指数が軒並み2%超の大幅続落となった。写真はニューヨーク証券取引所のトレーダー(2012年 ロイター/Brendan McDermid)

米労働省が発表した5月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が6万9000人増と、昨年5月以降で最も低い伸びとなったほか、失業率は8.2%に上昇した。

世界的な質への逃避の動きから、米国債と独連邦債の利回りは過去最低水準となった。

ダウ工業株30種.DJIは274.88ドル(2.22%)安の1万2118.57ドル。

ナスダック総合指数.IXICは79.86ポイント(2.82%)安の2747.48。

S&P総合500種.SPXは32.29ポイント(2.46%)安の1278.04。同指数の終値は1月上旬以来の安値となり、200日移動平均も割り込んだ。また、1日としての下落率は昨年11月9日以来の大きさとなった。

週間ではダウが2.7%、ナスダックが3.2%、S&P500が3%、それぞれ下落した。

金融株の下げがきつく、フィラデルフィアKBW銀行株指数.BKXは4.9%安と、11月上旬以来の大幅下落となった。JPモルガン・チェースJPM.Nは3.7%安、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)BAC.Nは4.5%安。

住宅建設株指数.HGXも6.3%下落した。

一方、金相場が約3年ぶりの大幅上昇となったことを材料に、ニューモント・マイニングNEM.Nは6.7%、バリック・ゴールドABX.Nは7.3%、それぞれ急伸した。

ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、ナスダックの3市場の出来高は約83億株。騰落比率はニューヨーク証券取引所が約1対6、ナスダックは約1対5となった。

米株式投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数).VIXは週間で20%超上昇した。

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