[大阪 7日 ロイター] 関西電力9503.Tが7日付で発送した株主総会招集通知で、大阪市が求める脱原発に向けた株主提案に取締役会として反対する意向を明記したことが明らかになった。
関電は今月27日に定時株主総会を大阪市内で開催する予定。筆頭株主である大阪市の橋下徹市長は同総会に出席する意向を示している。
大阪市は関電株の約9%を持つ筆頭株主で、神戸市、京都市を合わせた3市合計の保有比率は約12%。関電は脱原発提案のほか、社外取締役1名の選任など大阪市のすべての株主提案に反対する。
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