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シリアに「イエメン型権力移譲」も、ロシアが条件付き容認

6月7日、ロシアのボグダノフ副外相は、シリア情勢について国民が支持すればという条件付きで、「イエメン型の権力移譲」を受け入れる用意があるとの考えを示した。アンマンで撮影(2012年 ロイター/Ali Jarekji)

[モスクワ 7日 ロイター] ロシアのボグダノフ副外相は7日、政府軍と反体制派の衝突が続くシリア情勢について、国民が支持すればという条件付きで、「イエメン型の権力移譲」を受け入れる用意があるとの考えを示した。

反体制デモが続いたイエメンでは昨年11月、サレハ大統領の退陣などを柱とする仲介案に同氏や野党代表者が署名。その後実施された選挙で副大統領のハディ氏が暫定大統領に選ばれ、今年2月に権限移譲が実現していた。

ボグダノフ副外相は、インタファクス通信に「シリア国民が合意するという条件さえあれば、いわゆるイエメン型シナリオの採用は可能だ」と発言。また、イエメンでは国民自らが協議して結論を出したとし、シリアでも国民の合意があれば、「われわれは反対しない」と語った。

シリアへの武器輸出国であるロシアはこれまで、2回にわたり国連安全保障理事会の対シリア非難決議に拒否権を行使。こうしたロシアの姿勢がアサド政権を擁護し、欧米やアラブ諸国による退陣圧力の効果を弱めていた。

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