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26日のスペイン短期債入札は利回り大幅上昇へ、需要堅調の見通し

6月26日、スペイン政府が実施する短期債入札では、利回りが前回5月に比べ大幅に上昇し、昨年11月以来の高水準に達すると見込まれている。写真はマドリードで2月撮影(2012年 ロイター/Paul Hanna)

[マドリード 26日 ロイター] スペイン政府が26日に実施する短期債入札では、利回りが前回5月に比べ大幅に上昇し、昨年11月以来の高水準に達すると見込まれている。

スペインは25日に欧州連合(EU)に対して銀行セクターへの支援を正式に要請したほか、ムーディーズはスペインの銀行28行の長期債務および預金格付けを引き下げた。28―29日に開かれるEU首脳会議で有効な危機対策が打ち出されないとの見方も、スペインの国債入札にとって逆風になるとみられる。

スペイン財務省が26日に入札を行うのは3カ月債と6カ月債で、20億―30億ユーロ(25億―38億ドル)の調達を予定している。

入札では国内銀行を中心に着実な需要が集まると予想されているが、利回りは上昇が避けられない見通し。

25日時点の流通利回りは3カ月物が1.8%、6カ月物は2.7%前後で、5月に実施された前回入札での利回りに比べ2倍近い水準に達している。

5月の入札での平均利回りは、3カ月物が0.846%、6カ月物は1.737%となっていた。

一方、26日には、イタリアもゼロクーポン債とインフレ連動債を発行する。

クレディ・アグリコルのストラテジスト、オーランド・グリーン氏は「EU首脳会後では、市場の不安感を払しょくするような対策は何も出てこないだろう。欧州の救済ファンド増強やスペインの銀行救済策については多少明確になるかもしれないが、市場に失望感が広がるリスクがある」としながらも、国内銀行による十分な応札があるとの見方を示した。

入札結果は0840GMT(日本時間午後5時40分)前後に発表される。

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