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ブラジル中銀が予想通り政策金利を50bp引き下げ、8回連続

[ブラジリア 11日 ロイター] ブラジル中央銀行は、政策金利を8.5%から50ベーシスポイント(bp)引き下げ、過去最低の8.0%とした。決定は全会一致。

7月11日、ブラジル中央銀行は、政策金利を8.5%から50ベーシスポイント(bp)引き下げ、過去最低の8.0%とした。写真はトンビニ総裁。6月撮影(2012年 ロイター/Ueslei Marcelino)

景気回復の遅れやインフレ率の鈍化を背景に、ブラジルは昨年8月から8回連続で利下げを行っている。先週のロイターのエコノミスト調査でも、全員が50bpの利下げを予想していた。

中銀は声明で「現時点で金融政策委員会は、インフレ見通しに対するリスクは限定的と判断している」とし、「ぜい弱な世界経済を踏まえると、国外の環境はディスインフレーションをもたらしている」と指摘した。

積極的な利下げに加え、政府は減税や融資支援など一連の景気刺激策を講じているが、ブラジル経済は低迷から抜け出せていない。

政策当局者は、鉱工業生産や企業の設備投資が落ち込むなか、利下げや減税、消費刺激策が経済成長を押し上げると期待してきた。ただ、11日に発表された5月の小売売上高は予想外に落ち込み、小売りセクターが景気回復を主導するとの期待が裏切られた。

アナリストは、ブラジル中銀の声明文言が追加利下げの余地を残しているとみている。

先週実施されたロイター調査によると、大方のエコノミストは来月0.5%ポイントの追加利下げが行われると予想している。

ただ、小売統計など失望を誘う指標を受け、さらなる利下げが行われる可能性もある。

スラメリカ・インベスティメントスのチーフエコノミスト、ニュートン・ロサ氏は「国外の見通しに改善の兆しがなく、国内経済の低迷が続いた場合、政策金利は7.5%を下回る可能性がある」と指摘した。

ルセフ政権は国内経済の活性化を政策の優先課題に掲げており、消費促進に向けた金利の低下を支持している。

*内容をさらに追加します。

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