[ロンドン 4日 ロイター] ロンドン五輪は4日、サッカー男子の準々決勝を行い、日本はエジプトに3─0で快勝。4戦連続無失点とし、銅メダルを獲得した1968年のメキシコ大会以来、44年ぶりとなる4強入りを果たした。
香川真司が所属するイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドの本拠地オールドトラフォードで行われたこの試合には、約7万人の大観衆が集結した。日本は前半14分に永井謙佑のゴールで先制。後半に吉田麻也、大津祐樹が加点した。エジプトは前半41分に1人が退場処分となった。
主将の吉田は「ここでサッカーができる喜びを感じていた。次勝てば、また新しい歴史を刻める。きっとまたすごい雰囲気の中でサッカーができると思う。あと2回しかこのチームでサッカーをできないので、かみしめてやりたい」とコメント。
また、日本の関塚監督は「自分たちの持っているものをしっかり出した試合。選手もよくやってくれた。しっかりとコンディションを整えて、ロンドンでの試合を楽しみたい」と、7日にウェンブリー競技場で行われる準決勝に向けて意欲を見せた。
日本は準決勝では、準々決勝でセネガルを4─2で下したメキシコと対戦する。
ブラジルはホンジュラスに3─2で逆転勝ち。準決勝では英国─韓国戦の勝者と対戦する。
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