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今週の米株、ジャクソンホールでのFRB議長講演に注目

[ニューヨーク 26日 ロイター] 27日からの週の米株式市場での注目材料は、週末のジャクソンホールでのバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演だ。投資家は、量的緩和第3弾(QE3)に関する手掛かりを議長の講演から探ろうとしている。

8月26日、27日からの週の米株式市場での注目材料は、週末のジャクソンホールでのバーナンキFRB議長の講演だ。投資家は、QE3に関する手掛かりを議長の講演から探ろうとしている。写真はニューヨーク証券取引所。23日撮影(2012年 ロイター/Brendan McDermid)

米株市場はFRBの景気支援に向けた追加措置への期待を受けて上昇してきた。しかし前週はFRB要人発言を受けて期待が後退する局面もあり、S&P総合500種指数.SPXは7週間ぶりに下落した。

22日に公表された7月31―8月1日のFOMC議事録は、追加緩和措置実施の可能性を示唆したが、翌23日には、セントルイス地区連銀のブラード総裁が、議事録の内容は、その後発表された一部経済指標の改善を踏まえ「やや古い」と指摘。24日には、追加措置の可能性を示唆するバーナンキ議長の議会委員会委員長宛て書簡が明らかになり、市場は政策見通しをめぐり一喜一憂する展開だった。

今週31日にジャクソンホールでカンザスシティー連銀主催の経済シンポジウムが開催される。そこでのバーナンキ議長の講演が、不透明感を払しょくする可能性がある。

USグローバル・インベスターズのシニアトレーダー、Michael Matousek氏は「われわれの予想に関連した発言が行ったり来たりしている。会合まで、市場は最新の憶測次第で大きく変動する可能性がある」と述べた。

<QE3は織り込み済み>

S&P総合500種指数は、2011年1月以来最長となる6週間の上昇で、QE3実施の可能性を織り込んだ可能性がある。

USグローバル・インベスターズのMatousek氏は「何か発表されても、織り込み済みで大きな反応はないだろう。しかし、自分が予想する通り現状維持が続くのであれば、かなり失望感が広がる可能性がある」と述べた。

ジャクソンホール後の週明け9月3日は「レーバーデー」で米国市場は休場。休場明けに取引が活発化すると予想される。

企業の決算発表は最終局面。27日の週に発表するS&P総合500種指数構成企業はティファニーTIF.N、ハインツHNZ.Nなど5社。

経済指標では、8月の米消費者信頼感指数、8月のシカゴ地区購買部協会景気指数、7月の米住宅販売保留指数などが発表される。29日には米地区連銀経済報告(ベージュブック)も発表される。

パイオニア・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、John Carey氏は「市場は、マクロ経済面の懸念と比較的良好な決算やビジネストレンドの綱引き状態になっている」と指摘した。

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