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フランス、13年GDP成長率見通しを下方修正も=首相

8月27日、フランスのエロー首相は、フランス2テレビに対し、政府の2013年のGDP成長率見通しである1.2%は、若干下方修正が必要な可能性があると述べた。パリで22日撮影(2012年 ロイター/Jacky Naegelen)

[パリ 27日 ロイター] フランスのエロー首相は27日、フランス2テレビに対し、政府の2013年の国内総生産(GDP)成長率見通しである1.2%は、若干下方修正が必要な可能性があると述べた。

大半のエコノミストは来年のGDP成長率を0.5─1.0%と見込んでおり、政府予想がこのエコノミストの見方に近づく初の兆しとなった。

5月の大統領選挙での勝利以降、失業者の増加と政府の行動力に対する国民の不満から支持率が低下しているオランド大統領にとって、景気見通しの悪化は重しとなってくる。

エロー首相は「現在、1.2%が前提になっている」とし、「若干引き下げる必要があるかもしれない」と述べた。

イプソスの世論調査では、オランド大統領の8月の支持率は44%となり、前月から11%低下した。9月には欧州連合(EU)の赤字削減目標に沿うという制限のかかった2013年予算案の発表を控えていることを踏まえると、オランド氏の支持率回復の余地はわずかとなることが見込まれる。

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