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ブラジル中銀が利下げ、打ち止め示唆も:識者はこうみる

[ブラジリア 29日 ロイター] ブラジル中央銀行は29日、政策金利を8.0%から50ベーシスポイント(bp)引き下げ過去最低の7.5%とすると発表した。決定は全会一致。

8月29日、ブラジル中央銀行は、政策金利を8.0%から50ベーシスポイント(bp)引き下げ過去最低の7.5%とすると発表した。写真はブラジル中央銀行。昨年9月撮影(2012年 ロイター/Ueslei Marcelino)

利下げは昨年8月から9回連続。ロイターのエコノミスト調査でも、全員が50bpの利下げを予想していた。

市場関係者の見方は以下の通り。

●声明のトーン変化、10月は25bp利下げ予想

<ウェストLB銀行(サンパウロ)のチーフエコノミスト、ルチアノ・ロスタグノ氏>

(50bp利下げは)市場の予想通り。だが、声明はすっかり変わった。中銀は、次の政策対応は経済指標や景気見通し次第ということを示唆した。これは、(10月は)0.25%ポイントの利下げというシグナルだと理解している。

●利下げ打ち止め示唆、GDP統計に注目

<グラデュアル・インベストメンツ(サンパウロ)のチーフエコノミスト、ANDRE PERFEITO氏>

声明で「最大限慎重に」という表現が使われたことは、次回10月の金融政策委員会は25ベーシスポイント(bp)の利下げとなる可能性があることを示唆している。31日発表の国内総生産(GDP)統計次第だろう。

今回の声明が利下げの打ち止めを示唆していることは非常に明白だ。政策金利は当面7.5─7.25%で維持されるだろう。

●今後は政策効果の見極め優先へ

<レカ・インベスティメントスの投資マネジャー、GEORGES CATALAO氏>

10月の0.25%ポイント利下げ予想はまだ有効。中銀は、利下げサイクルの終了に近付いていることを示唆した。中銀はまだ利下げを打ち止めにするつもりはないものの、まず政策の効果がでているか見極めるつもりだろう。経済が現在のように緩やかな回復を維持し、外部環境に変化がなければ、(中銀は)0.25%ポイント以上の利下げをすると予想する。

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