[サンフランシスコ 10日 ロイター] 米オンライン小売大手アマゾン・ドット・コムAMZN.Oは10日、米連邦通信委員会(FCC)が同社のタブレット型端末「キンドル・ファイア」の4Gモデルの販売を認可したと発表した。
アマゾンは先月にこのモデルを発表したが、FCCからの認可を得ていなかったため、ウェブや電子メール上で注意書きを載せていた。無線通信端末が安全で、他の無線通信を不当に妨害しないことを確認するため、FCCの認可が求められている。
拡大するタブレット型端末の市場で米アップルAAPL.Oと競うためには、新型端末の投入が重要となってくる。
アマゾンは現在、先行予約を受け付けており、4Gのモデルは11月20日に出荷する計画。広報担当者は先月、11月20日までにはFCCの認可を得られるとの見通しを示していた。
弁護士やアナリストによると、FCCの認可を得ないうちに新たな目玉商品を発表するケースはあまりない。
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