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英経済は「三番底」の恐れ=ウィールBOE金融政策委員

10月11日、報道によると、英イングランド銀行(BOE)のウィール委員は、さらなる量的緩和策はBOEのインフレ目標と両立しない可能性がある上、英国経済を押し上げるための明確な答えにはならない、との認識を示した。ロンドンのBOEで2008年3月撮影(2012年 ロイター/Toby Melville)

[ロンドン 11日 ロイター] 英イングランド銀行(中央銀行、BOE)のウィール委員は、さらなる量的緩和策はBOEのインフレ目標と両立しない可能性がある上、英国経済を押し上げるための明確な答えにはならない、との認識を示した。デーリー・メール紙が11日伝えた。

ウィール委員は「明らかに執拗なインフレを考えれば、さらに大規模な景気支援策がインフレ目標と整合性があるとは明確に言えない。私はインフレの執拗性について懸念している」と述べた。

同委員はまた、英国経済が「3番底」に陥る可能性があるとの懸念を表明。これまでで最も短い回復局面を経た後、年内に再びマイナス成長に逆戻りする恐れがあるとの認識を示し、「そのリスクがないとは言えない。われわれは過去4―5年間に、経済の持つ能力が可能とは考えられていなかった方向に動き得ることを学んだ」と述べた。

同委員は「経済成長が弱く、景気が多少なりとも横ばいで推移しているように見える一方で、インフレ率がわれわれの目標を上回る水準に高止まっている感じがする。人々がインフレに慣れ、イングランド銀行がインフレ目標を気にしていないと受け止められれば、インフレリスクが高まり、賃金交渉や物価形成を通じて影響が出る可能性がある」と述べた。

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