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NEC4─9月期は4年ぶり最終黒字に上方修正、コスト削減など寄与

10月19日、NECは4─9月期の当期損益予想を従来の240億円の赤字から80億円の黒字に修正した。写真は1月、都内にあるNECの看板(2012年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 19日 ロイター] NEC6701.Tは19日、2012年4―9月期の連結最終損益予想について、従来予想の240億円の赤字から80億円の黒字に上方修正したと発表した。前年同期は110億円の赤字だった。

4―9月期としては2008年以来、4年ぶりに最終黒字に転換する。国内のIT(情報技術)サービスや通信インフラ事業が期初想定を上回ったほか、原価低減などコスト削減効果が出た。また、鴻海精密工業2317.TWへの液晶パネル特許売却収入も寄与した。

4―9月期の連結業績は、売上高を従来予想の1兆4000億円から1兆4480億円(前年同期1兆4432億円)に、営業利益を同10億円から470億円(同68億円)に、それぞれ上方修正した。

国内ITサービスのほか法人向けパソコンの売り上げも計画を上回った。また営業利益面では、スマートフォン向けの高速通信「LTE」設備を手掛けるキャリアネットワーク事業の見通しが「若干保守的だった」(広報)こともあり計画を上回った。人件費削減など構造改革効果は4―9月期で計画通りに130億円を達成。これに加え、日々の経費削減が寄与した。9月28日に実施した鴻海への液晶特許売却額は95億円で、売上高と利益に上積みされた。

2013年3月期の連結業績は、売上高が前年同期比3.7%増の3兆1500億円、営業利益が35%増の1000億円、当期純損益が200億円の黒字(前年同期は1102億円の赤字)とする従来予想を「景気の先行きが不透明」(同)として、それぞれ据え置く。

(ロイターニュース 村井令二)

*情報を追加して再送します。

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