[ロサンゼルス 30日 ロイター] 米メディア・娯楽大手のウォルト・ディズニーDIS.Nは30日、米映画制作会社ルーカスフィルムと人気映画シリーズ「スター・ウォーズ」の販売権を40億5000万ドルで買収すると発表した。
今回の買収にはスター・ウォーズの新シリーズに関する権利も含まれ、ディズニーは2015年に新たな作品を発表し、その後は2─3年ごとに新作を公開するとしている。
映画監督のジョージ・ルーカス氏は引き続きクリエーティブコンサルタントとして関わる。同氏はディズニーの株式2.2%を保有する第2位の個人株主となる。
ルーカスフィルムの買収でディズニーは半分を現金で支払い、約4000万株を発行する。
ラスーロ最高財務責任者(CFO)は新株発行により2013年度と14年度の1株利益が数パーセントポイント低下するとの見通しを示した。ただ発行した株式は追加の自社株買いで2年以内に買い戻すとしている。
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