[15日 ロイター] 米カリフォルニア州サンノゼ連邦地方裁判所のポール・グリューワル治安判事は15日、特許侵害をめぐる米アップルAAPL.Oと韓国サムスン電子005930.KSの訴訟の対象にそれぞれの新製品を含めることを認めた。
サムスン電子に対してはアップルのスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」、アップルに対しては、サムスンのタブレット端末「Galaxy Note(ギャラクシーノート)」とスマートフォン「Galaxy S III」、米グーグルGOOG.Oの最新基本ソフト(OS)「Jelly Bean(ジェリービーン)」が、互いの特許を侵害したと主張することを認めた。
この訴訟は、アップルがサムスン電子を相手取り、サンノゼ地裁で争っている2件の特許侵害訴訟のうちの1件。
アップルがサムスン電子の一連の製品について特許を侵害しているとして訴訟を起こしたのに対抗し、サムスン電子も「アイフォーン」や「iPad(アイパッド)」の特許侵害を主張して反訴している。
アップルとサムスン電子の関係者はコメントと拒否した。
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