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オバマ米大統領がミャンマー訪問、現職米大統領で初

11月19日、オバマ米大統領がミャンマー最大都市のヤンゴンに到着した。現職の米大統領がミャンマーを訪問するのは初めて。写真は18日撮影(2012年 ロイター/Chaiwat Subprasom)

[ヤンゴン 19日 ロイター] オバマ米大統領は19日、ミャンマー最大都市のヤンゴンに到着した。現職の米大統領がミャンマーを訪問するのは初めて。オバマ大統領はテイン・セイン大統領やアウン・サン・スー・チー氏と会談する。滞在時間は6時間の予定。

オバマ大統領は再選後、初めての外遊としてアジア歴訪を開始。18日はタイを訪問し、インラック首相と会談した。ミャンマー訪問後は、東アジア首脳会議に出席するためカンボジアに向かう。米国の戦略上の重点がアジアに移りつつあることを示している。

長らく軍事政権が続いてきたミャンマーへの米大統領訪問について、人権団体からは、民主化改革が完了しないうちに同国を事実上の民政と認定することになると、反対の声が上がっている。

オバマ大統領は18日の記者会見で、こうした懸念を念頭に、ミャンマーが成すべきことは山積しているとの認識を示し「ビルマ(=ミャンマー)が(民主主義を)達成し、求められているところに到達したという幻想は、誰も抱いていないと思う」と述べた。そのうえで「しかし、完全な民主主義を達成するまで待つのは、途方もなく長い時間待つことになるのではないか、と思う」とし「今回の訪問の目的の一つは、これまで成された進展を強調し、将来、一段の大いなる進展が必要と表明することだ」と述べた。

ミャンマーではこのところ、受刑者の釈放が続いている。国営テレビは18日夜、オバマ大統領が訪問する19日に新たに66人が釈放されると報じた。これで1週間に518人が釈放されることになる。それまでの釈放者に政治犯は含まれていなかったが、刑務所管理当局者が匿名を条件にロイターに明らかにしたところによると、19日に釈放される受刑者のなかには、人権活動家のMyint Aye氏が含まれているもよう。

オバマ大統領は、「わたしは、好ましい兆候を促す機会を目の当たりにして、危ない橋は渡りたくないと尻込みする人間ではない」と述べた。

東アジア首脳会議では、中国の影響力拡大に対抗し、米国の地域への経済・安全保障上のコミットメントを示すとみられている。

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