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仏長期格付け「AAプラス」を確認、赤字削減目標に懸念=S&P

11月23日、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズは、フランスの長期債格付け「AAプラス」と、「ネガティブ(弱含み)」としている見通しを確認した。写真は5月、パリで撮影(2012年 ロイター/Philippe Wojazer)

[パリ 23日 ロイター] 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は23日、フランスの長期格付け「AAプラス」と、「ネガティブ(弱含み)」としている見通しを確認した。一方、フランスは来年、財政赤字削減目標を達成できない可能性が高いと警告した。

S&Pは声明で「今回格付けを確認したのは、仏政府が財政・構造改革への取り組みを続けるとのわれわれの見方を反映した」と説明した。

大手格付け機関のムーディーズ・インベスターズ・サービスは19日、フランスの政府債格付けを最上級の「Aaa」から「Aa1」に1段階引き下げている。

S&Pは1月に仏格付けを引き下げている。

S&Pは声明で、「仏政府は、長らく利権を得てきた既得権益者の反対を押し切り、重要な構造改革をさらに推し進めるとの基本シナリオをわれわれは持っている」とし、「大幅な改革が政府の緊縮財政措置の支えとなり、成長見通しの改善につながるとみている」とした。

仏政府は、2013年の財政赤字の対国内総生産(GDP)比率を3%に引き下げるとの目標を堅持するとしている。

ただS&Pはこの目標は達成できないと予想。欧州委員会、国際通貨基金(IMF)なども未達成に終わるとの見方を示している。

仏10年債利回りは現在2%強と、歴史的な低水準で推移。これにより仏政府の資金調達コストは低水準に抑えられている。

*情報を追加して再送します。

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